• アフリカを旅した大学生

街のど真ん中に火力発電所!!

7.27

Bloemfontein2日目

朝起きると喉が痛く体の調子が良くありませんでした。しかし、ここに滞在できるのは2泊だったので今日は少し無理をして街を散策することにしました。

午前中はNaval Hillを登り街を上から見渡しました。街のど真ん中にある佇む火力発電所はとても印象的でした。日本では発電所を田舎町に追いやる傾向があるので、対照的に首都のど真ん中にあるのがとても面白いなと感じました。

午後は街の北部の綺麗なエリアに向かいました。いくつかのモールを回りましたが、モールの中は治安の悪さを全く感じることはなく経済的に豊かな層が集まっていました。CBD周辺と比較すると同じ街とは思えないほど匂いや雰囲気が全く異なりました。

ブルームフォンテンはアフリカーンス語で花咲く泉を意味しており、季節になると何千もの美しいバラが街を彩ることから、「バラの都市」という愛称でも呼ばれているそうです。しかし、今はオフシーズンだったため一輪のバラも見ることができませんでした。バラが見られるシーズンは秋だそうです。いつかまた、リベンジしたいです。

今日はたくさんの人に話しかけられましたが、大都市には本当に色々な人がいて面白いです。

「南アフリカは栄えている。治安が悪い。」などのステレオタイプで見るのは非常に勿体無いと常々感じています。なぜなら、実際にそこに住む人は十人十色千差万別であるにもかかわらず、ステレオタイプを持つということは個人一人一人が持つ特徴から目を逸らすことと同義であるからです。すなわちそれは視野を狭め、世界を主観的にしか見れなくしてしまうことだど私は思います。

だから今私は一人一人と向き合いながらたくさんの人とお話をすることで、「アフリカ」という場所に持っていたイメージが取り払われ、世界が日々面白く見えるようになっていると実感しています。旅に出て実際に現地に足を運ぶことの価値はそこにあると思います。

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