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言葉を失った。世界一の滝、ヴィクトリアフォールズ

6.25

今日は遂に、この旅の中で1番と言っても過言ではないほど楽しみにしていたヴィクトリアフォールズ(Mosi oa tunya )に行きました。

ジンバブエ側が良いと噂には聞いていましたが、この旅ではジンバブエには行かずボツワナに抜けるので、ザンビア側から滝を観賞することにしました。

朝の人のいない時間に、もし可能であれば日の出と共に滝を観賞したいと思い、4時半に宿を出て、歩いて滝の入り口まで向かいました

ネットに書いてある情報によると「滝までは宿のシャトルバスかタクシーを使って移動する」とありましたが、シャトルバスがない宿で、また朝の時間帯はタクシーもいなかったので歩いて向かいました。約12km、街灯すらない道を歩くのは中々ハードでしたが、おかげたくさんの流れ星や綺麗な朝焼けを見ることができました。ラッキーでした。

しかし、真似はしないでください。このエリアは象やバッファローなどの動物が出るらしく、昼間であっても歩くべきではないと現地の人に言われました。

それはさておき、7時に滝の入り口に到着しました。入り口で20ドルを払い中に入ると、滝はすぐそこにありました。

世界一の滝を前にしてどんな反応をするのか楽しみにしていましたが、壮大過ぎて思わず大笑いしてしまいました。周りに人がいなくて良かったです。

滝に目を奪われていると、まるで大雨が降っているかのように滝壺から跳ね返ってきた水が空から降ってきてビッショビショになりました。

水量が多すぎて、水飛沫で目の前が真っ白なエリアもありましたが、見たことのないくらいハッキリとした虹やぼんやりとではありますが朝日も見ることができて大満足でした。

ジンバブエサイドからの滝や、異なる時期の滝ではきっと全く異なる表情を見せるのだろうと思います。それが自然が作り出すスポットの美しさであり、面白さだと感じます。

しかし、私は滝よりもむしろ滝壺の下にあるBoiling pointという場所の方が好みでした。マイナスイオンを感じ、心なしが疲労感さえも軽減された気がしました。

私が知っている言葉では表現することができないほど、自然が放つエネルギーに圧倒される場所でした。直接来て本当に良かったです。

帰りはミニバスで街まで戻りました。タクシーとミニバスでは値段が10倍違ったので、多少待たさせるとしてもミニバスを利用することをおすすめします。

昼過ぎからは街に戻ってきて、地元の人が集まる場所で伝統的なビールを少し分けてもらいながら色々とお話しをしました。大自然ももちろん楽しかったですが、やはり人と関わっている時が1番楽しい気がします笑。

その後は、マーケットを周り宿に戻りました。今日の夜ごはんはシマと鶏肉でした。味つけもとても美味しく最後まで最高の1日でした。

明日はザンビアを出国しますがとても名残惜しく、まだまだこの国に滞在していたいです。帰りの飛行機が決まっていなければ、きっとアフリカにもう数ヶ月は長くいた気がします。

残り約50日でヨハネスブルクまで目指すので、ここから少しペースをあげて、とはいえ無理はせず旅を進めていこうと思います!

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