• アフリカを旅した大学生

マラウイのポテンシャルを感じた日

6.2

今日は街の移動をせずMzuzu の街に滞在しました。

朝、6時頃から街を散歩しました。マラウイは全体的に朝が早く、6時には多くの人が動き始めていました。

朝ごはんは、昨日に続き再びポレジライスを食べました。値段はたったの300クワチャと破格の値段でした。とても美味しくコスパ最高でした。また、一緒にチャイを飲んだのですがただの砂糖水でした…タンザニアのチャイはどこで飲んでも生姜が入っていたので、久しぶりにスパイスを感じないチャイに物足りなさを感じました。

午前中はMzuzuのダウンタウンエリアを歩き回りました。全く舗装されていな道に、迷路のように疎らに土壁の家が並んでおり、まさに”ダウンタウンらしさ”を感じました。しかし、全体のアベレージの生活水準が高くないこともあり、他国に比べて街の中心との格差は小さいように感じました。

今日も色々な人とたくさんのお話しをしましたが、とにかくマラウイの貧しさを強調されました。特に地方の村の貧しさは深刻で、マラリアをはじめとした病気に十分な医療も受けられない状況があるそうです。

また人口に対して仕事がとても少ないため、その日の仕事が見つけるのも一苦労だそうです。だから、仕事が見つからない日は昼間から暇をしてお酒を呑むしかないと酔っ払いが話していました。働きたくても働けない。これはアフリカのどの国にも共通している問題だと感じます。日本が抱える労働力不足と全く逆の問題があり、上手く調整できないものなのかと思います。

日中色々とお話しを聞いた人に案内してもらい、夕方からは大きな運動場に行きました。そこには驚くほどたくさんの人がいました。サッカー、バスケ、バレーボールこの3種がマラウイではポピュラーなスポーツらしく、子どもから大人まで男女問わず多くの人がスポーツを楽しんでいました。

金曜日だから特別こんなに人が多いのかと思ったら、毎日同じようにたくさんの人が集まっているそうです。本当に皆、真剣にプレーしており、高い熱量と高い身体能力を感じました。マラウイには世界的なスポーツ選手は未だいないという話を聞きましたが、ポテンシャルを伸ばす環境(指導者や設備)さえ整えば、きっと多くの世界的なスポーツ選手がこの国からも輩出されると思います。

今日は時間あったからこそ、たくさんの話を聞き多くの刺激を感じられた一日になったので、今後も移動をせずに”やることがない日”を積極的につくっていこうと思います。

昼ごはんシマ+フィッシュ:800クワチャ(=約120円)

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