• アフリカを旅した大学生

マラウイ人の貧しさとパワーを感じたマラウイ3日目。

6.1

今日はマラウイ第3の都市Mzuzuに移動しました。

移動の前に小さな食堂で朝ごはんを食べまた。ポレジライスと呼ばれるもので、甘いお粥のようなものでした。ボリュームもあり、糖分が必要な朝に最適なとても元気の出るご飯でした。味については、最近何を食べても美味しいと感じるようになってきてしまいましたが、とにかく美味しかったです笑。

700クワチャ(約105円)

Rhumpi は田舎過ぎて、バスが通っていなかったので、Mzuzuまで乗合タクシーを使って移動しました。

運転手5人程と粘り強く値段交渉をした結果、1人が最初提示された半額の3000クワチャ(約450円)まで下げてくれました。しかしそれでも、たったの50kmの移動なので他国に比べると高めですが交通費が高い国だと割り切るしかなさそうです…

また移動中、他国とは比べ物にならない程たくさんの警察のチェックポイントがありました。稀にパスポートの提示を要求されますが、基本的には運転手だけがチェックされたり、お金を払ったりするだけなので、他の人は特にやることはありませんが毎回5分ほど停車させられるので鬱陶しいです。

そんなこんなで、9時半ごろにMzuzu に到着しました。まだ宿に入るには早かったため、色々と街を歩き回ることにしました。聞いていた通りたしかに大きな街ではありましたが、高い建物は一つもなく、舗装されていない道も多く、この国の貧しさが垣間見えました。

街を歩きながらスーパーやマーケットをまわり、何となく物価を掴めました。マラウイクワチャという通貨がとても弱いので、それを考慮に入れて計算すると、食べものや飲みもの、宿はタンザニアと変わらないくらい安い印象でした。

また、アフリカの他の国とは異なり、基本的にどのお店でも値段がしっかりと記載されているので、ぼったくりされる心配がなく旅行者にとっては安心です

今日も色々な人とたくさんお話をしましたが、「マラウイは貧しい」と多くの人が口にしているのが印象的でした。「私のように旅をしようなんて考えることもできない。」とも話しており、自分がいかに経済的に恵まれているのか改めて実感しました。

一方で訪れてきたどの国でも感じてきたように、この国の人たちもまた不幸そうには見えませんでした。昼間にLGBTの婚姻を受け入れない政府へのデモが行われていましたが、その活動の殆どは若者でした。その姿からは日本人が失いかけている自分たちで社会を変えようとする活力が感じられました。

少しずつマラウイにも慣れてきて、余裕を持って街が見えるようになってきたので、明日はさらに多くのことを感じられるよう頑張ります!!

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