5.18
午前中は、今日の目的地Arushaまで3時間半の長距離移動でした。バスの中には赤ちゃんが5人おり、絶えず誰かが大声で泣き続けていたため少し頭がおかしくなりそうでした…アフリカはどの国も子どもがとても多く、たくさんの子どもたちを育てるママさん方の強さを目の当たりにする機会が多いです。
また、道中Manyaraナショナルパークの横を通り過ぎたため、キリンやシマウマ、猪などの動物を見ることもでき、飽きのない3時間半を過ごすことができました。
そして着いたArushaはとても大きな街でした。ムワンザに次ぐタンザニア第3の都市だそうですが、どうやら昨日からこの街で東アフリカの何かの会議を行っているらしく、人や車が非常に多くムワンザよりもずっと都会に感じました。
バスを降りた目の前にはショッピングモールがあり、入ってみると本当に驚くほど綺麗で、そして物価が高く明らかなアッパー層向けの施設でした。テナントとして入っていたスーパーで売っているスタバの瓶コーヒーは1本約1000円しました笑。
偶々見つけたモールの隣にあったArt gallery は6階建てのとても立派gallery でした。アラビアやマサイ、他様々な文化が混ざり合ったタンザニアのアート作品は複雑で魅力的なものがとても多く、本当に素晴らしい場所でした。アフリカのアート作品には西洋のような綺麗さよりもむしろパワーを感じるものが多く観ているだけで吸い込まれそうになります。ここは無料で入ることができるので、とてもおすすめです。
その後、ストリートで昼ごはんを食べ、宿探しを始めました。しかし、上記した会議の影響でどこも高く、空いていない場所もしばしばあり、宿探しは過去最高に難航しました。
結局、良い宿が見つからず街の端から端まで歩き回ってしまいました。そして、妥協をしようとと諦めかけたその時に声をかけてくれた人と色々話をしていたら、彼はAirbnbを経営しており、1泊無料で泊めてくれると言ってくれました。鍵付きの部屋はもちろん、ソファやシャワー、キッチンもついているとても綺麗で素晴らしい場所でした。
宿に荷物を置いた後、再び街に戻り今度は宿探しのことは気にせず散策しました。高層のビルや、品揃えが驚くほど良いスーパー、なんでも揃う生活雑貨屋など近代的なショップが多くあり、そのほとんどのお店でカードが使うことができるとても発展した街でした。
そして、夜は近くのパブにチャンピオンズリーグセミファイナルを観に行きました。ほとんどがレアルマドリード、ヴィニシウスファンの中、マサイの人と一緒にシティを応援しました。結果は圧勝。最高に楽しい試合でした。
興奮した良い気持ちで宿に戻ると、全てよ鍵が閉まっており建物の中に入ることができませんでした。仕方なく玄関で一夜を過ごしましたが、凍えながら過ごす夜はとてもとても長かったです。結局、4時頃にたまたま起きたオーナーが中に入れてくれて無事に夜を乗り越えることができました。寒いとは言え、南の気温が1桁になるような国ではなく良かったです。
夜外に出ることは予めオーナーに伝え気をつけていたつもりでしたが、失敗してしまったので、今後はさらにさらに気をつけます。