• アフリカを旅した大学生

教会でジェノサイドが行われた場所、Nyamata

5.2

今日は、Nyamata という街に移動する予定でしたが、未練を残したキガリのタウンを朝、少しだけ散歩してから向かうことにしました。

毎日通っている道にあったレストランが、いつもバイクタクシーの運転手で賑わっており、どうしても気になっていたので、この日入ってみました。中はとても良い雰囲気で活気溢れるお店でした。ここでは風邪に最適と言われているジンジャーティーを頂きました。それだけでも十分美味しかったのですが、途中に店主の人がハチミツを入れてくれ、美味しさが倍増しました。しかし、ハチミツがお茶本体よりも値段が高いことには驚きました笑。(200+300FRW)

身体を極限まで温め、キガリのタウンを1時間半くらいふらふらした後、タクシーパークに向かいました。途中で食べたmeat and eggを揚げた棒状の食べものは、何の味なのかはよくわからなかったのですがとても美味しかったです。

そしてタクシーパークからバスでNyamata まで移動しようとしたのですが、直接Nyamata に向かうバスはなかったので、Nyanza というキガリの南部で乗り継ぐことになりました。

Nyanzaにもたまたま、genocide memorial があったので立ち寄ることにしました。ここは、虐殺以前キガリのゴミ捨て場だった場所で、虐殺時に150,000人の遺体が放り投げれられたことで、今メモリアルになったそうです。

このメモリアルの特徴的な部分はガーデンです。石や植物、木々、花などによってgenocide を表現されおり、あの悲劇を2度と忘れないためにという想いで作られたそうです。絶望と希望が込められ丁寧に手入れされたこのガーデンには、このガーデンに関わる人の熱い気持ちがとても感じられました。

1時間ほどで案内をしてもらった後、再びバス停に戻り今度こそNyamata に向かいました。ルワンダ南部に大きな街で、レストランやホテルも多くありました。何軒かまわった結果5000FRW(約625円)で泊まれる宿を見つけました。スタッフの方がとてもとても親切で、ルワンダの中ではトップレベルにコスパの良い宿でした。

宿で、洗濯などをしてひと息ついたあとNyamata Church Genocide Memorialに向かいました。ここはその名の通り、元々教会だった場所で虐殺が行われ、現在メモリアルになっている場所です。

「もはや神は私たちを助けてくれない」

私はこの証言が最も印象に残りました。教会でこの言葉が発せられたことがとても衝撃的でした。それほどまでに当時の状況は地獄のようなものだったのだと思います。

大きな記念館ではありませんが、必ず訪れるべき場所だと私は思います。

そして、今日は昼ごはんを食べていなかったので、夜は小さなレストランでちゃんとしたご飯を食べました。1日1食、食べると決めているプレート料理は毎回期待以上の美味しさで、日々の楽しみでもあります。食が満足できること以上に幸せなことはないなと日々感じる毎日です!

あと4日のルワンダも楽しみ尽くします!

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