4.25
朝はNyamnge でチャパティを食べたあと、バスに乗ってHuyeまで移動しました。
チャパティといってもウガンダのチャパティは全く別物で、どちらかというとパンのよう感じでした。個人的にはチャパティはウガンダ、マンダジはルワンダが好きです。
大きなバス停では、いくつかのバス会社が勧誘してくるのですが、どの会社が良いのかはよくわからないので、人が良さそうなvolcano という会社を選びました。ちなみに、地域によって走っているバス会社は異なるので、常に人で見極めながら選んでいます。
Huyeまでは30分ほどであっという間に着きました。
この街での目的地、ethnographic museum はバス停から徒歩5分ほどの距離にありました。入館料は6000Frw(約750円)と聞いていたのですが、Kings palaceミュージアムに行くこと、自分が学生であることを伝えたら2つの博物館合わせて4800Frw(約600円)にして頂けました。これはだいぶ大きい!
博物館は5つのギャラリーからできており、伝統的な民族文化の展示がされていました。特にpottery やshield 、そして楽器が多くありましたが、ミルクとビールに関係するものがとても多い印象でした。確かに今でも、ミルクとビールは生活の中でたくさん見かけます。伝統的に生活に欠かせないものなのでしょう。
また、竹から作られた容器がとてもたくさん展示されていたのですが、それがとても美しかったです。小さなものには、コレクト用のものあるそうで、置き物としても成立するくらい繊細で洗練されていました。
ケニア、ウガンダ、ルワンダ、どの国でも国立博物館には足を運んでいますが隣国でありながらどの国も全く異なる伝統を持っていることはとても興味深いです。しかし、どの国にも共通していることは、その土地と共存しながら生きてきたということです。動物や植物、湖、石など障害にもなりうる自然をポジティブに活かしながら独自に発展してきたものがアフリカの伝統であると感じています。
その伝統は今の生活にも確かに根付いており、それを学べる博物館は、旅をしている中で生まれるたくさんの疑問の答え合わせができる場所です。
残りの国の博物館もとても楽しみです。
昼はバス停近くの食堂でルワンダ式ご飯を食べ、宿探しに向かいました。Huyeのタウンはバス停からは距離があったので、とりあえずタウンまで歩きながら探すことにしました。しかし、明らかにアッパー層が住むようなとても綺麗な街並みで、案の定安い宿もなかなか見つけられませんでした。
しかし、タウンに近づくにつれ宿の数も増え安そうな宿も次第に増えてきました。結局6000Frw(約750円)で綺麗めな場所に泊まることしました。オーナーのおばあちゃんがとても素敵な方だったのでここに決めました。
荷物を置き早速、街の散策に出かけました。しかし、歩き始めてすぐに身体がとても疲れている気がしたので、カフェに入りチャイを頂き、小休憩をとることにしました。1ヶ月以上休むことなくずっと動き続けているので疲労が溜まってきたのでしょう。近いうちに、1日休憩の日を作ろうかなと思います。
それにしても、200FRW(約25円)で飲んだチャイアマタ(ミルクティー)はとてもとても美味しかったです。このカフェは朝6時に開くらしいので、明日の朝はミルクを飲みにこようと思います!
チャイを飲んだ後は少し体力も回復したので、街を歩き回りました。この街は人の雰囲気や発展具合も故郷埼玉のような感じでとてもちょうどよく好みでした。
明日は他の街に移動してしまいますが、いつか再びこの街には戻ってきたいです。