4.8
ミティアナの隣の小さな街Naama のゲストハウスで、予め買っておいたパンを食べ、ムベンデに向けて出発。
ゲストハウスから外に出るとあたり一面が真っ白。
凝視してみると小さな水の粒が見えました。その正体は霧です。湖沿いにある街だからだと思います。街の人は特に気にしている様子もありませんでした。
霧の中から一台のマタトゥが現れたので、それに乗り込み1時間半ほどの移動を行いました。(約600円)ずっと外を眺めていましたが、どこまでも続く農場が永遠に続いていました。
その道中、バナナ焼き(マトケではなかった)を売っていたのですが、私が興味津々に見ていると隣の席の人が買ってくれました。味はそんなに美味しくはありませんでしたが、その人の優しさによって甘く感じました。こういうさりげない優しさを発揮できる人間になりたいものです。
そうこうしているうちに、あっという間についたムベンデ。
マタトゥを降りたすぐのところにマーケットがあったので、迷わず入りました。大きめの食堂のようなものがあり、せっかくなのでブラックティー(20円くらい)を頂きました。
このマーケットで、2人の女性に絡まれ「結婚しよう」と言われ、断るとビビってんのか。と言われ、ウガンダ人女性の強さにたじろいでしまいました。
そして、本日の宿探し。
Googleマップによると、山の上の方にキャンプサイトがありそうだったので、まずはそこに向かいました。しかし、マップが示す場所には何もなく、険しい山道を現地の人に案内してもらいました。結局辿り着くことはできましたが中に入ることができなかったので、下山することにしました。
それにしても、山の上からの眺望は絶景でした。
下山中に出逢った2人の男性にショートカットの道を教えてもらいながら、お互いの国のことを色々とお話ししました。彼は、歴史を勉強していたらしく、広島と長崎は原爆が落とされた場所として認知していました。客観的に見た原爆の捉え方は興味深かったです。
下山後、その2人とは別れゲストハウスを探しました。すぐに1泊約400円の場所が見つかったので、そこに決め街に散歩に出かけました。
先ほど寄ったマーケットで遅めの昼ごはんを食べ(約160円)、フラフラしてからゲストハウスに戻りました。その道中にチャパティ屋の青年が声をかけてくれ、色々とお話をした後チャパティを頂きました。
ムベンデは出逢いにとても恵まれ、本当に充実した時間を過ごせました。旅というものはたくさんの人にたくさんのものを貰いながら進めていくものだと感じています。これをいつか還元できるように、一つ一つのことにもれなく感謝し、自分の将来に繋げられるようにしたいです。