• アフリカを旅した大学生

キスムでデモンストレーション。身動きの取れない1日。

3.31

朝、ウガンダ行きのバスに乗るため、バス停まで行ったらバスがいませんでした。さらに、お店も空いていません。

事情を聞いたら10時からデモンストレーションが始まるそうです。後から調べたら前もって予定されていたらしく、完全に私の事前調べ不足でした。

このデモは野党党首のオディンガの呼びかけで行われたもので、現大統領ルトーに対して、政策への不満と選挙に不正があったことを主張するものだそうです。

街ではティアガスが撒かれ、外にいる人が一斉に中に避難する光景は衝撃的でした。日本では考えられないような大混乱な状況でした。

しかし、意外にも市民は落ち着いているというか、他人事な感じの人がほとんどでした。デモの様子が流れているテレビを冷やかすようにみんなで笑いながら見ていました。

当然報道では、過激な部分ばかりが注目されますが、それはその国のほんの一部でしかないことを感じられました。

その夜は安全のために警察署の中に泊めてもらいました。ナイロビとモンバサでは警察に良い印象を持っていませんでしたが、ここの警察はとても良い方たちでした。

調べ不足で巻き込まれてしまいましたが、結果的にとても良い経験ができた良い一日でした。

とはいえ明日こそウガンダに入りたいです。

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