• アフリカ好きのバックパッカー

ムファンガノ島にある高校を訪問。

3.23

今日は朝からワークを行いました。朝ごはんの準備に時間がかかりそうだったので、学校前の水溜まりができないよう、平らにする作業を行いました。全てがコンクリートの道の日本で、こんな作業を行う機会は100%ないので貴重な経験です。改めて舗装された平らな道の有り難みを感じました。

そして、朝ご飯を食べた後は2度目の畑を拓く作業を行いました。これが全てのワークの中で最も体力的にキツイ作業です。しかし、1度目よりも皆手つきが慣れ、そのスピードやクオリティは確実に上がっていました。また、この島に来てからスラッシャーやスコップを使い過ぎて、1度目はマメで悩ませれていた手の平についても気にならなくなりました。

重労働をこなした後、昼ごはんを食べ、午後は島の高校に訪問しました。学校は自然豊かで開放的な学びに適した環境でした。またそこにいる生徒たちの目はとても活き活きしており、伸び伸びと学んでいる様子でした。

そして、この高校に招待してくれた22歳のジランという青年(この学校の生徒)が、私たちに詩の朗読を披露してくれました。「ストリートチルドレン」をテーマにした詩でした。もちろん内容やリズムは素晴らしいものでしたが、それ以上に感情のこもった表現に圧倒され感動しました

ところで詩の中に、「ストリートチルドレンに対して、あなたはどのような対応をしますか?」という問いかけがありました。私自身これまで多くのストリートチルドレンを見てきましたが、どうすることが正解なのか未だにわかりません。

どうすることもできないまま、たくさんの子どもたちから目を逸らし続けてきたのと同時に、問題からも目を逸らしきてしまってきていたような気がしていたので、この詩と出逢い、問題を改めて見つめ直すきっかけができて良かったです

改めて、歌の人の心に訴えかける力を感じました。

私自身が話したのは少しの時間でしたが、ジランと出逢いはとても大きな価値がありました。ジラン、ありがとう。

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