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今日の午後、A-GOALプロジェクトのリーグ開幕戦があると聞いたので観に行きました。
A-GOALとはサッカーをハブとして、世界中から集めたお金を使い、食べ物や物資を各家庭に届けるというプロジェクトです。
今回のサッカーリーグ戦は180万円のクラウドファンディングに成功し、開催が決定したものでU-9,U11,U-13のキベラのチームなど多くの小学生チームが参加する大会です。
案の定、試合開始と聞いていた時間にグラウンドに行ってもなかなか試合は始まりませんでした。
開始までの間、そこにいたJICAの方とお話をしたり、ケニア4部リーグの試合を観たりしていました。
ケニアに来てから本当に多様な人と出会い、貴重なお話を伺い、改めてどんな人生を歩みたいのかを考えさせられています。
また、ケニア4部リーグはレベルがとても低かったです。ガタイはしっかりしているのですが、サッカーのレベル的には日本の高校生サッカー県予選1.2回戦くらいのレベルです。自分が今すぐ入っても普通に活躍できそうでした。
そしてA-GOALのリーグ戦は、結局予定の1時間後に試合が始まりました。
子どもたちは本当に楽しそうにサッカーをプレーしていました。しかし、彼らの楽しそうな姿を見れば見るほど、日常的にまともなボールとゴールがある環境でサッカーができていない人がほとんどであることに、とても悔しさを覚えました。
また、試合後には日本の高校生が、未就学児が英語を学ぶために作った絵本を配布し、ご飯の配食も行いました。
後日、サッカーチームのコーチが「サッカーの試合後に270人の子どもたちが、ご飯を食べて家に帰っていく姿に感動し、とても感謝している」と話をしていました。
このようなプロジェクトが持続的に行われ、彼ら経済的に貧しい人たちが最終的には自立できることが目指すべき未来だと思います。
今の私に出来ることは何か考え、小さなことからでも行動を起こしていきたいと思います。