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ナイロビ大生とのディスカッションで、「教育」の難しさを感じた一日

2.27

今日はケニアに来てはじめて午前中の半日、(買い物以外)外に出ませんでした。

1週間全力疾走してきたので、精神的にも肉体的にもなかなか疲労感を感じてきたので、ここで一旦ペースダウン。『海賊と呼ばれた男』という本を半分読んで、ブログを執筆して午前中を過ごしました。しかし休んでいるはずかアドレナリンが切れて、逆に身体が重くなった気がします…が爆発する前に息継ぎができて良かったです。

しかし、午後は楽しみにしていたイベントがあったので、再び潜水。

イベントとは、MPJの皆さんとナイロビ大学に訪問です。

その内容は文化交流ディスカッションでした。特に私にとって、ディスカッションは興味深ったです。

数人の学生が、「ケニアにおいて「教育」はPrivilege(特権)なんだ!」と話をしていました。もちろん、活字ではアフリカ・ケニアでは教育を全員が受けられておらず、教育の重要性は学んだことがありました。

しかし、実際にケニアに来て当事者から直接話を聞き、街中で物乞いをしている子どもなどを目にして、はじめてその問題の深刻さの一部が理解できた気がします。

私たちは開発学などを学ぶときに、しばしば「教育支援」という言葉に結論づけることがありますが、彼らケニア人はとうに「教育」が大切で無償化すべきだということを重々理解しています。しかし、わかっていても実現できないのが現実です。

そこには政治的、構造的な問題が複雑に絡み合っているのでしょう。

お金を支援すればOK、というようなシンプルな問題ではないということです。これはパブリックとビジネスが協力をし根本的に変えていく、いや変わっていく必要があります。

何をどう変えれば良いのかは、今の私にはまだ答えはわかりませんが、今後も真剣に向き合い続けたいと思います。

MPJの皆さん、ナイロビ大、ジョモ・ケニヤッタ大の皆さん本当に貴重な経験をありがとうございました。

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