• アフリカ好きのバックパッカー

ナイロビ国立博物館で、「アイデンティティ」の重要性を学ぶ

2.26午前

午前中は、ナイロビ国立公園博物館に行きました。

これが信じられないくらい広い。結局全てを観て回るのに3時間近くかかりました。

ケニアの動植物、人類の歴史、ケニアの人々の生活・文化、ケニアの歴史、写真ギャラリーなどが主な展示内容です。

改めて、膨大な年月をかけて築き上げてきたそれぞれの部族の文化を学び、それらは途上も新興もなく全てが尊重されるべきアイデンティティなのだと感じました。

しかし、アフリカ大陸はヨーロッパの価値観の押し付けによって”遅れている”と見做された文化を壊され、悲惨な扱いを受けていました。

かつてのアフリカでは、お金も必要ないほど共助が実現した画期的な文明社会でした。しかし、ヨーロッパが入植し、差別と不平等を恣意的に作り上げることでを争いを生み出し、文化を壊していったのです。

これは、我々人間が犯した歴史的な大きな誤ちです

よってその惨劇の解放を実現した、ケニアの初代大統領ジョモケニヤッタは、今でもとても尊敬されています。

また、この博物館にはたくさんの子どもたちが大人に連れられて来ていました。学校の社会学習だけでなく、家族やサッカーチームでも来ていたことには驚きました。

ここにもアイデンティティを大切にしている国柄が表れていると感じました。

一方で自分をかえりみた時、私は日本の文化を知らないということに気づきました。ケニアに来てから、「日本ってどんな国?」と聞かれることが何度かありましたが、いつも言葉に詰まってしまっています。

ざっくりとしたイメージでしかありませんが、日本は歴史があり、素晴らしい国だと思っています。そして私はそこに誇りを持ち、アイデンティティも感じています。(これは特にケニア来て感じています。)

だからこそ、日本の素晴らしさをはっきりと世界に、そして後世に伝えたいと思っています。

そのために日本に帰ったら、改めて学び直します!

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