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面白いものは街の中に無限にある。

6.10

Blantyre 2日目。

昨日疲労の限界の数歩先まで歩いたからか…あまり身体の調子が良くなかったので、朝はとてもゆっくり歩きながらLimbeまで向かいました。そこでさつまいもとナッツを和えた料理を朝ごはんに食べました。ここLimbeのストリートご飯は本当に安くて美味しくて、最高です。

その後は、街の真ん中の公園で全体を眺めながらぼーっとしていました。長く旅をしていると、ある程度余裕が出てきて小さなことにも注目できるようになってきました。例えば、人の行動やゴミ、落書き、看板などです。実は街の中には本当に面白い情報があちこちに散らばっていることに気づき、何か特別な観光をしていなくても新たな場所を訪れることが、刺激に溢れていて面白いなと感じています。

その後、LimbeとBlantyreの街の中間地点にあるスタジアムに向かいました。今日はちょうどマラウイのリーグ戦があったらしく顔にペイントする人やグッズを売る人がぼちぼちいました。しかし、当然かもしれませんがこれまで見てきたJリーグやブラジルリーグ、スペインリーグと比べると圧倒的に盛り上がりに欠ける印象でした。

スタジアムの横で料理が売られていたのでそこでご飯を食べていると、子どもたちがまるでハイエナのように、残ったご飯に群がっていました。残しそうな人を見つけると走って皿を貰いに行く光景は本当にショッキングでした。

試合チケットは1500クワチャ(約225円)ととても安かったのですが、体調が心配だったので観戦はせずにそのまま宿に戻ることにしました。

宿に戻る途中出逢った人と少しお話しをし、家に案内してくれました。偶々ずっと気になっていた陶器がある家だったので、これは何かと尋ねるビールを作り貯蔵しておく為のものだと説明してくれました。確かに近づくとアルコールの匂いがとても香りました。

工場でもない民家の庭のような狭い場所で酒造がされていることに驚きでした。

体調の悪さを感じつつも、結局今日も3万歩以上歩いてしまったので、夕方からは宿でゆっくりと休みました。マラウイに入ってから疲労感をずっと感じていたのが今になって現れてきたのだと思います。無理は良くないなと改めて感じたので、残り2ヶ月はちゃんと休息を取りながら旅を進めていきます。

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